共創のまちぐらし
令和4年7月29日(金)に函館地域交流まちづくりセンターにおいて、地域住民等43名の参加のもと、函館市西部地区再整備事業基本方針に定める「共創のまちぐらし推進プロジェクト」の一環として、「函館西部まちぐらし共創サロン」を開催しました。(開催のお知らせはこちら)
開催趣旨
「西部地区における共創のまち育て」をコンセプトに、地域住民をはじめ、市民やまちづくりに関わる参加者が西部地区の未来を考え共有し、語り合い、アイデアをカタチにする新たな取り組みとして「函館西部まちぐらし共創サロン」を開催いたします。
さらに参加者一人ひとりの意見やアイデアを尊重し、今後立ち上がっていくプロジェクトを主体的に運営してもらうことを目指します。
プログラム
① 参加者(団体)紹介
参加者の自己紹介、主催者側(7名)の紹介を行いました。
② 函館西部地区再整備事業(共創サロン等)について
函館市西部まちぐらしデザイン室 次長 溝江隆紀
- 函館市西部地区再整備事業について
「函館市西部地区再整備事業基本方針における将来像と基本理念、重点プロジェクト等」 - 函館西部まちぐらし共創サロンについて
「函館西部まちぐらし共創サロン開催の経過、活動内容・運営体制、期待する効果等) - 個別プロジェクト(案)について
「西部地区まちなか空間利活用プロジェクト(進行中)、西部地区地域情報発信プロジェクト(案)、西部地区リノベーションまちづくりプロジェクト(案)」など
③ 株式会社はこだて西部まちづくRe-Designについて
株式会社はこだて西部まちづくRe-Design 代表取締役 北山拓
- 会社概要等
「会社概要、ビジョン・ミッション、事業概要、目指すべきこと、方向性など」 - 具体的な取り組み
「旧北海道庁函館支庁庁舎、旧加藤家住宅、大町改良ひろばの利活用、HAKODATE×ARTIST事業、函館西部地区ニュースの配信など」
④ まちづくり先進地視察報告等について
函館市西部地域振興協議会 会長 二本柳慶一
- 静岡市・豊橋市・名古屋市視察内容
「ビル泊、街あるき、OMACHI創造計画など」、「emCAMPUS、水上ビル~大豊商店街」など
⑤ 函館西部地区のまちづくり「増やそう!未来を灯す人」について
株式会社ハコダテミライカモン 取締役 國分晋吾
- Hakodate Mirai Comeonとは
「誕生秘話、Purpose、Misson・Vision、Work、大切にしていること」など
※説明資料「増やそう!未来を灯す人~ハコダテミライカモンの挑戦~」はこちら
⑥ 参加者との意見交換
意見交換では、5名の方々から以下の意見が寄せられました。
- 西部地区で暮らしている人の話を聞いたうえで西部地区の再整備事業に活かしていただきたい。
- 実際住んでいる人が住みよい街というのはもう少し違った観点である。
- 西部地区というのは人の生活している街に人(観光客等)が訪れている。
- この街をいかにデザインしていくのか期待。
- 歴史を知ることによって西部地区が新しく蘇っていく。
- このサロンは誰もが参加しやすい、誰もが意見を言える環境にしてほしい。など
最後に、本サロンを振り返り、函館市西部地区まちぐらし検討会議・座長(公立はこだて未来大学・特任教授)の岡本誠氏から、「共創には青写真がない、主役は市民で難しい面もあるが、当事者の一人としてまちに関わることが何より大事であり、これが共創活動につながる、今後は高校生や若い人・次を担う人も参加できる、共創のまちぐらし事業を進めるべき」などの感想が述べらました。
今後は、いただいた意見等を踏まえ、このような機会を定期的に設けながら、本サロンの運営をはじめ、西部地区にいて様々な「まちぐらし事業」や「まちを学ぶ場の提供」などの取り組みを進めていきます。
まちづくり・まちぐらしに関する取り組みは、地域の共感を得て進めることが非常に大事だと考え、より多くの市民・団体の皆さんに西部地区のまちぐらし事業を知っていただけるよう、取り組みの可視化・見える化にも努めていきます。
なお、「函館西部地区ニュース(8月5日)」では、本サロンの開催の様子を配信中です。 (函館西部地区ニュース)
主催
函館市、株式会社 はこだて西部まちづくRe-Design、函館市西部地域振興協議会
お問い合わせ
函館市西部まちぐらしデザイン室(函館市都市建設部まちづくり景観課)
TEL:0138-21-3357