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2023.05.19
お知らせ
旧加藤家住宅(旧大洋漁業函館営業所)の利活用がスタートいたしました

当社が函館市西部地区再整備事業における利活用物件の第2号としてリニューアルを進めていた、函館市大町の旧加藤家住宅(旧大洋漁業函館営業所)の利活用がスタートしました。

函館西部地区の歴史的建造物等のリニューアルの実績も多い㈱建築企画山内事務所様と協力し、昨年10月よりリニューアル工事に入っておりましたが、本年5月8日より凸版印刷株式会社様の新たなDX開発拠点「ICT KŌBŌ® HAKODATE(読み:アイシーティーコーボー ハコダテ)」としての利活用がスタートいたしました。

事業コンセプト

函館西部地区は昔ながらの町並みや伝統を残しながら、江戸末期から明治期にかけて他地域に先駆けて外の新しい文化を受け入れ、発展を遂げてきた歴史ある地域です。その歴史とリンクする旧加藤家住宅の外観を活かし、「函館西部地区のを町並みを活かしながら、先人たちと同様に『デジタル』という新しい文化による新たな事業創出を目指すこと」をコンセプトに、当社として企業誘致を進めて参りました。

DX戦略におけるシステム開発拠点の拡充だけでなく、地域の人々や企業との交流による新事業創出、現地の雇用拡大などの地域活性化を目指す凸版印刷様との貴重なご縁を頂き、今回の利活用を進めることが出来ました。

凸版印刷様の「ICT KŌBŌ® HAKODATE」の概要につきましては、こちらのリンクをご参照ください。

旧加藤家住宅について

函館市西部地区大町の函館湾を臨むエリアに位置し、1913年(大正2年)竣工/築109年の旧海産物商の建物です。1F外観が和風建築、2F外観が洋風建築の和洋折衷建築となっており、同エリアならではの歴史が紡いできた「函館西部地区のライフスタイル」が表出する建造物となっています。

当社は今後も西部地区の“いま”に残る“むかし”のものを活かしながら、西部地区の“あたらしい”未来を切り拓くべく活動してまいります。

【写真提供:凸版印刷】