弥生町　木村 美織

「私、絶対函館に住むから！」と高らかに宣言し、10か月で移住完了した主婦です。

きっかけは、主人の2年間の函館赴任でした。
縁もゆかりもない函館で、多忙な主人と小さな娘2人との生活を癒してくれたのは、この西部地区の街並みです。
こんなにも近くで四季と自然の移り変わりを毎日感じることができる函館山、そしていつだって穏やかな港。異国情緒溢れる歴史的な街並みと温かい人たち。
どこを訪れても厳かな歴史のあるこの街は私たちを温かく受け入れてくれた気がして、人生は輝き、虜になってしまいました。

次の辞令が出た日は、陽が暮れるまで海を眺めながら涙。
この街を支える一人になりたいと、引越の道中で家族に意思表明をしました。
主人に転職してもらい、地元の自宅も置き去りに…気付けば10か月で憧れの函館、いや、西部地区移住計画完了です。

西部地区に家を建て、西部地区にある幼稚園でPTA役員、町会でも役員をさせていただいています。微力ながらもこの街を支える一人になることができました。

友達との函館山登山や素敵な街並みの中でのランチ巡りが私の楽しみです。
子どもと犬とお散歩をして、日々の移り変わりに幸せを噛みしめて過ごしています。