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2022.05.23
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旧北海道庁函館支庁庁舎の利活用プロジェクトをスタートします

当社は、函館市西部地区再整備事業におけるリニューアル物件の第1号として、元町公園内にある旧北海道庁函館支庁庁舎(以下、「旧庁舎」)の利活用プロジェクトをスタートします。
市内宝来町にあったアメリカンダイナー「Jolly Jellyfish」と協働し、5月末より改装工事に着手。8月中旬頃のリニューアルオープンを目指します。

【事業コンセプト】
旧庁舎の再活用を通じ、建物から公園へ広がる一体的利用とコンテンツの増加を図ります。「伝統と先進性の融合」「食」「開放的な自然景観」など、函館ならではの豊かなライフスタイルを市民や観光客に味わっていただく拠点を整備します。

【Jolly Jellyfishについて】
1982年創業のアメリカンダイナーで、看板メニューの「ステーキピラフ」は函館市民のソウルフードのひとつ。創業時より市内宝来町に店を構えていましたが、2017年11月に市内東山に移転。旧庁舎のリニューアルオープンと同時に、4年半ぶりに函館西部地区に復活します。

【旧北海道庁函館支庁庁舎について】
1909年(明治42)年竣工の洋風建築物です。屋根窓や柱頭飾りのあるコリント式の柱などを持つ洋風建築の好例となっており、北海道の開拓史上からも特に重要な建物として、1985年に北海道指定有形文化財に、1988年に伝統的建造物に指定されています。

【今後の取り組みについて】
Jolly Jellyfishの西部地区復活オープンを中心に、地域の皆さまと連携したイベントの開催を計画しています。地元の飲食店との出会い、生産者の協力による地元野菜や魚介類との出会い、地元ならではのアクティビティとの出会いなど、「非日常と日常が融合した、函館西部地区ならではの豊かなライフスタイル」の提案を通じ、旧庁舎を含む元町公園エリアのリブランディングを推進してまいります。

歴史的建造物の利活用にご賛同頂ける方や、西部地区を愛する皆さまと力を合わせてこの取り組みを推進するため、クラウドファンディング等を活用した資金調達も予定しています(詳細は当社HP及びSNS等でお知らせします)。