西部地区への移住
2021.08.25
西部地区への移住
何もない?謙遜かな?そんな函館だってええやん!
NPO法人NPOサポートはこだて 谷口 真貴
まちづくり、人づくり、地域づくりを体験、学びたくて、函館に来ました。そう思うようになったのは、私が神戸で阪神淡路大震災を経験したからです。大学を卒業し、金融機関に勤め、阪神淡路大震災の被災地で仕事をするようになりました。金融機関の仕事とは違う形でまちづくりを追求したくなり、携わり方を模索していました。
私が北海道に来たのは、厚沢部町で地域おこし協力隊員として、活動を始めた2009年です。そこで縁があり、2013年に函館に来ました。今では、まちづくり、市民活動支援、移住支援を仕事として、日々活動しています。
地元の方と話すと、「函館には何もない、集まる場所も、遊ぶ場所もない」と、よく聞きます。果たしてそうでしょうか?移住者や移住希望者の相談対応では「函館に住みたい理由、函館で自分の理想の暮らしが実現できるかも?」と、とても前向きなお話を聞きます。この違いは何でしょうか?
私が思う函館は、「人の魅力あふれるまち」です。地元の方と接するととても穏やかで、親切です。それは移住者が一番感じていることだと思います。ですので、移住者がいろんなことにチャレンジでき、そのチャレンジを応援してくれるという好循環が生まれています。移住者が感じていることは、函館のみなさんが作り上げてきた、そのものです。これからもいろんな方との縁を大事にしながら、「住みよいまち=明日の函館」をみなさんと話しながら一緒につくっていきたいです。
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